収入も年齢も“対等”の『同類婚』がいい 。がるちゃん民へ伝えたい男性の本音

20代は当たり前のように共働きで人生プランを考えている人が多いという。

「20代の結婚は『同類婚』です。女性は自分ひとりで稼げる時代になってきたので、男性にそこまで年収を求めないんですよね」

データも「共働き希望」を如実に示している。ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャーの天野馨南子さんは「いまの若い男女で専業主婦を理想とする人は男女ともに1割なんですよ」と言う。

国立社会保障・人口問題研究所は18歳~34歳の未婚者に継続的に大規模なアンケート調査を行っている。それによると、「専業主婦」を望む男性は1987年から2021年までの間に37.9%から6.8%へと激減している。

「理想ライフデザインの断トツ1位は、子育て期も夫婦ともに仕事を辞めずに働き続ける『両立夫婦』。両立を望む女性は34.0%で、妻に両立を望む男性は39.4%(2021年)です。さらに、結婚相手に求める条件として、『女性の収入を含めた経済力を重視または考慮する』と回答した男性が半分(48%)いました」

初婚同士の夫婦の年齢差は3歳以下が7割を占める。

「いまの20代は全員バブル崩壊後に生まれています。景気が低迷し、地方に仕事がなくなって、より多様な2人の形が認められる東京への一極集中が止まらず、両親ともに経済的に助け合って働いているのが当たり前という環境で育っています。だから高齢の方が、女性に『子どもが生まれて働かなきゃいけないなんて可哀想』とかいうのはただの価値観ハラスメント、典型的な前例主義バイアスで、彼らからするといい加減にしてほしい、って話なんですよ」

がるこん民がプラス評価したコメン抜粋
・いまの若い男女で専業主婦を理想とする人は男女ともに1割なんですよ ガルだと8割くらいは専業主婦希望だよねw
・〜でも旦那が稼ぐに越したことはない〜
・昭和が異常
・持ちと結婚してぇ
・ていうか、旦那はATMって言葉をバカにしてる人多いけど、ATMじゃないと困るよ普通に。 子育て出来んやん。

がるこん民がマイナス評価したコメン抜粋
・昭和が異常
・むしろ女の方が稼ぐべき
・子供奨学金で何が悪いの?に1000プラスつく始末だからね。貧乏怠け者の巣窟
・専業主婦になりたい人がいるって 今の時代ムリですしww
・専業主婦希望も多いよ

ガールズちゃんねるの「同類婚」トピックに対して、男性として感じることを正直にまとめました。共感できる部分もあれば、「ちょっと待ってくれ」と言いたくなる部分もあります。男性側の本音を交えつつ、意見を整理してみます。

目次

「同類婚」は現実的だが…男性側もプレッシャーを感じる

同類婚(収入や年齢が近い者同士の結婚)が主流というのは納得できます。確かに今の時代、女性も自立して働いている人が多く、「男性が一家の大黒柱として稼ぐべき」という考えは薄れてきています。その点では、収入が同程度の相手と結婚するのは合理的だと思います。

ただ、「年収が同じくらいなら対等なはず」という理論が一方的に語られるのは違和感があります。現実には、共働きを希望する女性が増えているとはいえ、「家事・育児の負担はやっぱり男性が手伝うべき」という圧力を感じることもあります。仕事の大変さはお互い様なのに、「手伝うのが当然」と言われるとモヤっとします。対等なら、家事もフェアに分担されるべきでは?

「専業主婦になりたい」という意見には賛否両論

「専業主婦になりたい女性もいる」というのも事実。正直、男性としては「ありかなしか」で言えば、収入次第ではアリです。ただし、専業主婦を希望するなら、それなりの理由や努力も必要だと思います。例えば、「家事が得意で料理が上手」とか、「家庭をしっかり支えたい」という意識がある女性なら、男性も納得しやすいです。

でも、「ただ楽をしたいから専業主婦になりたい」「仕事したくないから結婚したい」という考えが透けて見えると、さすがに警戒します。共働きを前提にしている女性が多い一方で、「専業主婦になりたいけど、高収入の男性がいい」という考えがあると、男性側は「結局、稼ぎで選ばれるのか」と感じてしまいます。

「年収で判断されたくない」男性の本音

婚活では「年収が重要」というのは理解できます。でも、あまりにも「最低○○万円ないと結婚対象外」とか、「年収○○万以下は論外」といった意見が多いと、男性としてはかなり萎えます。

もちろん、お金は大事ですし、結婚後の生活を考えると安定した収入は必要です。でも、「好きだから結婚する」より「条件に合うから結婚する」みたいな雰囲気が強いと、「俺ってATMなの?」と思ってしまうのも正直なところ。実際、結婚しても夫の収入に頼りつつ「もっと家事をしてほしい」と言われると、「じゃあ俺の価値って何?」と考えてしまう男性も少なくないです。

「結婚後の家事負担問題」は本音で話したい

共働きが当たり前の時代なので、家事分担についても理解はあります。でも、「男性がもっと家事をやるべき!」という意見ばかりが目立つと、「仕事もして家事もやるのが当然なの?」と不満を感じます。

男性も家事はやるべきですが、実際のところ、「稼ぐ+家事負担増」だと、どこかでバランスが崩れやすいです。特に「女性の方が収入が低いのに、家事負担は平等」という状況になると、「じゃあ収入が低い方が家事多めで良くない?」という疑問が出ます。公平にやるなら、収入と家事のバランスも考慮すべきでは?

「恋愛経験が少ない男性」には厳しい婚活市場

恋愛経験が少ない男性が婚活を始めると、厳しい現実に直面することが多いです。女性は「誠実な人がいい」と言いつつ、「会話が楽しい」「リードしてくれる人がいい」といった条件も求めます。でも、それって経験値が少ないと難しいですよね?

婚活市場では、20代のうちにモテる男性と、30代になってから逆転する男性がいます。「20代で遊んできたイケメン」が30代で落ち着こうとすると、いい女性が見つかりにくい。一方で、「ずっと真面目だった男性」は30代になって安定感が評価されるケースもある。だから、恋愛経験が少ない男性も焦らず、誠実さを武器にすれば十分チャンスはあると思います。

「理想が高すぎる男性」への反論

女性の「理想が高い」と言われがちですが、実は男性側も「若くて可愛くて家庭的で仕事も頑張る女性がいい」と思っていることがあるのは否定できません。自分が平均的な年収なのに「20代で美人な女性」を求めるなら、それは現実的ではないです。

ただ、婚活では「この人となら一緒にいて楽しいか」を重視するのが大事。完璧な相手を求めるより、一緒に笑える時間が多い相手を選ぶ方が、長く続くと思います。

まとめ:男性側の本音

・「同類婚」は合理的だが、男性側の負担(家事・収入)は公平にしてほしい。
・「専業主婦希望」の女性には理由と努力を求めたい。
・年収で判断されるのは仕方ないが、「条件重視すぎる」とATM扱いされていると感じる。
・共働きなら、家事分担も公平に考えるべき。
・恋愛経験が少なくても、誠実さで勝負できる場はある。
・理想はお互いに現実的に持つことが大事。

婚活市場は厳しいですが、男性側も「ただ選ばれる立場」ではなく、「自分に合ったパートナーを選ぶ目」を養うことが大切だと思います。

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